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東京・首都圏に在住する欧米人向けの英字フリーペーパー・メトロポリスは、「大騒動のメソッド」という記事の中で、欧米人のための日本のバラエティ番組ガイドを掲載している。
記事よると日本の番組は、障害物がたくさん登場するミッションの中で冗談が飛び違う「一次元的な喜劇」といった印象を欧米人に与えているという。
また、「バラエティ番組の出演者はゲームやミッションの勝敗そのものより、視聴者から笑いを取ることに重点が置かれている」とし、「そのことに気付かなかったから、日本の番組スタイルを欧米で生かそうとする欧米の番組プロデューサーらの試みは失敗で終わったのではないか」と指摘をする。
日本の芸人が互いの頭を叩く行動や日本の子供がよく真似する「トゥース」、「ヒーハー」、「オッパッピー」といったフレーズや身振りについては、外国人には理解し難いように見えるが、ボケとツッコミという役割や、芸人同士の上下関係が存在する日本では、「日本のお笑いは高度に発達した独特な構造で働く」と紹介している。
さらに「欧米の番組なら出演者同士でスポットライトを浴びようとする競争が生まれがちだが、日本の笑いは数人で築いていくセットプレイが多い」とし、こうした日本の番組スタイルが日本社会そのものに反映されていると分析している。以下は記事がお勧めするバラエティ番組トップ10となっている。
10位:さんまのスーパーからくりTV
9位:謎解きバトルTORE宝探しアドベンチャー
8位:めちゃ×2イケてるッ!
7位:ほこ×たて
6位:ネプリーグ
5位:もしものシミュレーションバラエティ お試しかっ!
4位:しゃべくり007
3位:リンカーン
2位:ロンドンハーツ
1位:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
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