Apple、7.9インチの小型タブレット「iPad mini」とスペック強化した第4世代「iPad」を発表!国内ではKDDIおよびSBMから発売


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Apple、7.9インチの小型タブレット「iPad mini」とスペック強化した第4世代「iPad」を発表!国内ではKDDIおよびSBMから発売

iPad miniと新しいiPadが発表!

Appleは23日(現地時間)、米国・サンノゼでプレス向け新商品発表会を開催し、同社のタブレット端末「iPad」シリーズの新製品を発表しています。

新しく発表されたのは、新しく7.9インチディスプレイを搭載した小型のタブレット端末「iPad mini」および今春に発売された「新しいiPad(第3世代)」のスペックを強化した「iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代)」の2機種。

それぞれ無線LAN(Wi-Fi)のみに対応したWi-Fiモデルと携帯電話網(3GおよびLTE)および無線LANに対応したWi-Fi+Cellularモデルが用意され、国内では、au by KDDIとソフトバンクモバイルから発売されます。

発表会では、2012年10月26日(金)から予約受付を開始し、Wi-Fiモデルは11月2日(木)に発売開始、Wi-Fi+Cellularモデルモデルは2週間遅れ(11月16日あたり)に発売開始と案内されていました。

国内における価格は、iPad miniがWi-Fiモデルの16GB版で2万8,800円、32GB版で3万6,800円、64GB版で4万4,800円。Wi-Fi+Cellularモデルの16GB版で3万9,800円、32GB版で4万7,800円、64GB版で5万5,800円、iPad(第4世代)がWi-Fiモデルの16GB版で万2,800円、32GB版で5万8,00円、64GB版で5万8,800円。Wi-Fi+Cellularモデルの16GB版で5万3,800円、32GB版で6万1,800円、64GB版で6万9,800円。

発表会では、iPad miniおよび新しいiPadのLTEがKDDIとソフトバンクモバイルにも対応していることが案内されており、SIMカードは「iPhone 5」と同じnanoSIMカードを採用しているということです。
■iPad mini
iPad miniは従来のiPadよりもサイズの小さな7.9インチディスプレイを搭載したiOS採用のタブレット端末です。ディスプレイは7.9インチXGA(1024×768ドット)IPS液晶を採用。解像度が「iPad 2」までと同じとなるためRetinaディスプレイとはアピールされていない一方で、従来までの27万5000以上のiPadアプリがそのまま使えるということです。

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ボディーカラーはホワイトとブラックの2色が用意されています。サイズは、大きさが200×134.7×7.2mm、質量がWi-Fiモデルで308g、Wi-Fi+Cellularモデルで312g。従来の新しいiPadと比較すると、23%薄く、53%軽いとのこと。バッテリーは16.3Wh(約4.4~4.5mAh相当)を内蔵し、取り外し不可。通常利用の場合に最大10時間、携帯電話ネットワークで通信をした場合に最大9時間となっています。

通信方式の違いで、GSMに対応した「A1454」とCDMAに対応した「A1455」があり、恐らく国内では、前者がソフトバンクモバイル向け、後者がau向けとなる見込み。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n準拠(2.4GHzおよび5GHz対応)、Bluetooth 4.0、ステレオミニイヤホンジャック、マイク、スピーカー、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、電子コンパスを搭載しているほか、Wi-Fi+CellularモデルにはA-GPSとGLONASSも搭載しています。

カメラには裏面照射型5メガピクセルアウトカメラ(レンズ開放値f/2.4)および裏面照射型1.2メガピクセルインカメラが搭載されており、それぞれに「iSightカメラ」や「FaceTime HDカメラ」の利用が可能となっています。

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アプリケーションプロセッサもiPad 2と同じApple製「A5」を採用。大きな違いとしては、iPhone 5で採用されている充電や外部接続に利用する新しい端子「Lightningコネクタ」が採用されており、有線によるビデオ出力に新しく対応しています。

ビデオ出力は、別売りの「Lightning Digital AVアダプタ」と「Lightning -VGAアダプタ」を利用して最大720p(ビデオ再生時のみ1080p)でテレビなど機器に映像を出力できます。なお、従来のiPadと同じく、Apple製セットトップボックス「Apple TV」へワイヤレス転送で映像を出力することも可能です。

その他、Lightningコネクタ関連では、カメラと接続する「Lightning - USBカメラアダプタ」やSDカードを直接読み込める「Lightning - SDカメラカードリーダー」も追加されています。

同梱品はケーブルとACアダプタのみで、オプション品は「Smart Cover」や「Smart Case」(メッセージ刻印サービスあり)などが用意されます。

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■新しいiPad(第4世代)
iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代)は、新しいiPad(第3世代)のスペックを強化したモデルで、アプリケーションプロセッサにApple製「A6X」を搭載するほか、Lightningコネクタに変更されています。A6Xは第3世代iPadが搭載していた「A5X」よりもCPUおよびGPUともに2倍のパフォーマンスになるとのこと。

また、国内ではこれまで利用できなかったLTEも利用できるようになり、対応周波数や最大通信速度などはiPhone 5やiPad miniと同じとなっています。

Wi-Fi+Cellularモデルは、GSM/GPRS/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)およびW-CDMA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、FDD-LTE(バンド4および17)に対応した「A1459」と、CDMA EV-DO Rev. B(800、1,900、2,100MHz)、GSM/GPRS/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、W-CDMA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、LTE(バンド1、3、5、13、25)に対応した「A1460」の2つが用意されるとのこと。

その他のスペックはほぼ第3世代と同じで、9.7インチQXGA(2048×1536ドット)のRetinaディスプレイを搭載するし、サイズは、大きさが241.2×185.7×9.4mm、質量がWi-Fiモデルで652g、Wi-Fi+Cellularモデルで662gとなっています。ボディーカラーもホワイトとブラックの2色展開。

その他、本発表会では、Apple製パソコン「Mac」や新しいサービスなども発表されています。

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記事執筆:S-MAX編集部


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