
2012年6月11日(日本時間12日午前2時)、米アップルは開発者向けの発表会「WWDC2012」の開催を予定している。すでにお伝えした通り、同社のモバイルOS「iOS6.0」の発表に伴い、既存の地図サービス「Google Map」を脱却し新しい地図サービスを導入すると見られている。実はそのiOSのベータ版のデモ動画が海外ネットユーザーの間で注目を集めている。
その動画を見ると、利用している地図サービスは不明なのだが、今までにない新しい機能がいくつか追加されているのである。派手な機能はないのだが、かゆいところに手が届くアップルらしいバージョンアップが予定されているようだ。デモ動画で取り上げられている機能は以下の通りである。
■「iOS6.0」ベータ版のデモ動画で紹介されている新機能
・iTunesとAppStoreを「iStore」に統合
・内蔵辞書「Dictionary」の追加
・スポットライト検索で内蔵辞書の検索結果と、計算結果を表示
・サファリをランドスケープモード(横向き)にした際に、タスクバーを横向きに表示
・マップに、より鮮明に地図を表示する「ブライトネス」や「ズーイン・アウト」などを追加
デモ動画は同一のユーザーから2本公開されている。先に公開されたのがiOS6.0の「10A010」、その数日後に「10B24」。これらの英数はバージョンではないかと思われる。
気になるのが利用している地図サービスだ。一説では「OpenStreetMap」という新サービスを利用して、立体視できる「3Dマップ機能」を搭載すると見られていた。だが、今回のデモ動画ではGoogleMapを利用しているようにも見える。いずれにしても、これらの動画は公式のものではない。したがって、導入されるかは不明だ。
とはいえ、上記の新機能は地味なものではあるが、あれば役立つ機能といえよう。可能ならぜひとも導入して頂きたいものである。
参照元:Youtube jaketechwizard
▼ iOS6.0 Beta「10A010」のデモ動画
▼ 次いで公開されたiOS6.0 Beta「10B24」のデモ動画

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